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  • 2014.06.26

「アスリートである前にプロレスオタクなんで。隅から隅まで観てるんで、どんなプロレスでも好きです」 竹下幸之介のフューチャー&パスト(後編)

DDTがプロレス界に誇る“ザ・フューチャー”竹下幸之介とはいったい何者なのか? プロレスビデオ漬けだった幼稚園時代から、デビュー秘話までを語ったインタビュー前編はこちら! 今回はその続きとして、デビュー後、「プロレス大賞」新人賞獲得、大学生活、さらにこの恐るべき若者の「未来」についてお届けする。(収録日:2014年6月9日)


「『プロレス大賞』の新人賞、あれはぶっちゃけ狙って獲りましたね」

――竹下選手は一昨年の武道館、エル・ジェネリコ戦でデビューしました。高校の同級生の間では、竹下選手がプロレスやってることへの反響ってのはどうでした?

竹下 めちゃくちゃデカかったですね。あの年代だと、いまはプロレスってあんまり知られてないじゃないですか。だからボクもそこまで大きい反響があると思ってなかったんですけど、ボクのデビュー戦は地元の大阪から30人ぐらい観に来てくれたんです。そのとき初めてプロレスを観るって子も多かったんですけど、そこでみんなプロレスにハマって。ボクの学校ではプロレスブームが起きました。みんなが授業中にYouTubeでプロレス観たりとか。

――授業中にYouTube! いまの高校生ってそうなんですね。

竹下 ボクの学校だけですけど、そういうことが実際起こったんで、「同世代のプロレスを知らない人に広めるにはこれだ」と。全然歳上の人ががんばってる世界よりも、年が近い人がやってるほうが興味がわくじゃないですか。それからはみんな、DDTの大阪大会とかも毎回来てくれますし。新日本とかも行くようになった人もいますね。

――「高校生がプロレスやってる」っていうのと、「高校生がプロレス大賞で新人賞獲った」ではまた反応違いそうですよね。

竹下 それは全然違いましたね。実際、先生とかは、ボクがプロレスやってるのは知ってても、例えば学生プロレスとかそういうレベルだと思ってたみたいで。

――いまは高校生でも、例えば読者モデルとかでメディアに名前が出る人は多いわけですからね。そのぐらいだと思われてたと。

竹下 でもプロレス大賞を獲ったら、『東京スポーツ』の人とかが学校に取材に来るんですよ。それで先生がインタビュー受けてるんですけど、「昔からそういう生徒だと思ってた」みたいなこと言ってたり(笑)。プロレス大賞はデカかったですね。

――そういう活躍をすると、やっぱり高校ではモテますか?

竹下 いや、それがまったくなんですよ。みんな超応援してくれるんですけど。サッカー部や野球部がカッコいいって言われてキャーキャー騒がれるのとはまた違うみたいですね。男友達はいっぱいいるんですけど。

――高校生なんて、運動ができればモテモテなイメージありますけどね。まあ、さっきから話を聞いてると、自分たちと同じレベルで遊べないんじゃないかという気はします。竹下選手は考えがしっかりし過ぎてるので、同級生は敬遠してしまうというか。あのー、なんでそんなにしっかりしてるんですか? バカみたいな質問で申し訳ないですけど(笑)。

竹下 これはですね、いろんな説があるんですけど。たぶん一番は、お父さんが焼き鳥屋さんをしてることですかね。小さいときから店にいて、そこで常連の大人の人と交流することが多かったんです。それでじゃないかなと思います。

――ああ、鈴木みのる選手も非常に考えがしっかりしてて、話がおもしろいんですけど、やっぱり「家が酒屋で、昔から酔っぱらいの大人と話してた」って言ってましたね。

竹下 そういうのはあるかもしれないですね。
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