• このエントリーをはてなブックマークに追加
  • 2014.08.29

新生・全日本にようやく“豪腕”が帰ってきた!! 祝デビュー10周年!! 潮﨑豪インタビュー前編「『めちゃくちゃな諏訪魔』で復帰戦ができたっていうのはよかった」

4月の『チャンピオン・カーニバル』で右手指を骨折し、4カ月にわたって欠場していた全日本プロレスの潮﨑豪。8・16後楽園大会での諏訪魔戦で復帰を果たした豪腕は、秋山準が社長となった新生・全日本を引っ張る責任感に満ちていた。9月にはデビュー10周年を迎える潮﨑に話を聞いた。(8月25日取材)

諏訪魔とはほかの選手とではできない復帰戦ができた

──潮﨑さん、まずは復帰おめでとうございます!

 

潮﨑 ありがとうございます。

 

──816日の後楽園大会で約4カ月ぶりに復帰されましたけど、いかがでしたか?

 

潮﨑 そうですね。久しぶりのリングの感触でしたね。道場でも復帰前に受け身を取ったり、投げられたりという練習はしてましたけど、久々に痺れながら身体の芯に響く衝撃を味わえて、「帰ってきたな」っていう感覚がありましたね。

 

──しかも、復帰戦の相手もハードでしたし。

潮﨑 まあ、自分が言ったカードではないんですけど、そこでvs諏訪魔、しかもシングルっていうのは、会社から「頼むぞ」と言われたような気もしましたし、自分自身が責任を持って、自覚を持ってやり遂げなければいけない試合だと思いましたからね。逆に、あのカードだったからこそ、発表された瞬間に自分のスイッチが切り替わったので。復帰へのモチベーションを上げる目標になりましたよね。また、欠場のブランクを一気に消せるカードだったのかなと思いますね。

 

──ハードな試合をすることによって、一気にブランクを埋めて、試合勘だったりを取り戻そうということだったんですか?

 

潮﨑 そうですね、はい。

 

──まあ、一種の荒療治ですよね。でも、やっぱり諏訪魔さんは、全日本のリングで闘っていく中では、潮﨑さんにとっても特別な相手になるんですかね?

 

潮﨑 デビューした年も一緒ですし、自分がノアにいたときから比べられて、自分も気になっていた選手でしたからね。全日本に上がるきっかけというのも、諏訪魔選手がいたっていうのもありますし、要所要所でシングルをやってるんで、他の選手とはできない復帰戦ができたかなと思いましたね。そういう意味では特別な存在ではありますよ。

 

──お二人の一騎打ちは今回が4度目で、去年の三冠戦以来、1年ぶりですよね。


潮﨑 そうですね、シングルをするのは。最近の諏訪魔の試合を観ていると、初めて諏訪魔と遭遇したときみたいにちょっとめちゃくちゃな感じでやってるし、傍から見ていて、あのときの感覚に戻ってきたかなっていうのはあるんですよ。ちょっと前だとおとなしい感じになってたんで、「めちゃくちゃな諏訪魔」で復帰戦ができたっていうのはよかったですね。

 

──やっぱりおとなしい諏訪魔さんはつまらないですか?

 

潮﨑 うん。つまらなかったかなと思いますし、復帰戦に向けて、「よし、やってやろう!」とは思わなかったでしょうね。

 

──モチベーションが上がらないと。

 

潮﨑 まあ、おとなしいといっても、やることは力強いし、パワーもあるし、やる技自体はあまり変わってないと思うんですけど、めちゃくちゃさというか、破天荒さっていうのが、あまりなかったかなっていうのはありましたからね。

 

──なるほど。それがこの間の後楽園では、以前の荒々しさが戻っていたと。

 

潮﨑 そうですね。

 

──そこは、自分が火をつけたかのかなという思いはあります?

 

潮﨑 あとは、Evolutionに青木(篤志)、佐藤(光留)の両選手が入ったので、ユニットとして、自分たちのXceedに対抗してユニットの色を出してきたのかなと。わかりやすい構図になってきてるんじゃないかなって思いますね。

 

──正統派のXceedに対抗して。

 

潮﨑 俺はもうキレイにいきますよ(笑)。

 

──ハハハハ! でたらめなEvolutionに対しては(笑)。

 

潮﨑 まあ、4人ともでたらめにやれる選手たちですからね。青木もそういう面を持っているというのはわかってはいたんですけど、Evolutionに入ってさらに出してくるようになったし、幅が広がって対戦するぶんにはおもしろいなと思いますね。

 

──そういえば、青木さんは試合後に倒れている潮﨑さんのことを蹴飛ばしてきましたね。

 

潮﨑 嫌われてるみたいですからね(笑)。自分も起き上がることができなかったんで反撃にいけなかったですけど、あそこは中島洋平にいってほしかったですね。

 

──お! 今シリーズからめんそ~れ親父のマスクを脱いだ中島選手!

 

潮﨑 うん。あそこで引かずにもっともっといってほしかったですね。俺は倒れてたし、セコンド同士でやってほしかったっていうのもありますよ。キレイなのはいいんですけど、ただおとなしいだけじゃダメだと思うんでね。あっちから注いできた油に、こっちが火をつけてもいいし。そうすればもっと全日本のリング上もおもしろくなると思うんでね。まあ、それでも、俺らはキレイにいきますけどね(笑)。

 

──あくまでキレイなXceedだと(笑)。でも、中島さんは今シリーズから素顔でやっているわけですけど、いかがですか?

 

潮﨑 長野大会(824日)で初めてタッグを組みましたけど、まだガムシャラさが足りないと思うし、もっともっと歯を食いしばって立ち向かっていくっていうところがほしいなと思いますね。本人も、めんそ~れ親父のマスクを脱いだ覚悟っていうのはあると思うし。いきなり変えるわけですから、難しいとは思いますけど、彼ならやれると思いますから。もっとね、明るくはっちゃけて、周りを気にせずに自分の試合をやっていいと思いますね。

 

──明るくはっちゃけて、なおかつキレイにやろうよと。ちなみに、中島さんの元相棒であるSUSHI選手もXceedに入りたいみたいなことを言ってきてますけど。

 

>