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  • 2014.08.14

変態座談会 #6

語ろう!髙山善廣変態座談会

浅草キッドの玉袋筋太郎、構成作家・椎名基樹、格闘技ライター・堀江ガンツの“変態”3人が、酒を飲みながら居酒屋で好き勝手に語りまくる変態座談会。今回は、現在発売中の『KAMINOGE』Vol.32 で髙山善廣をゲストに行った変態座談会を3人で振り返ります!

ガンツ さて、先月『KAMINOGE』Vol.32 で行った変態座談会は髙山善廣選手がゲストでしたけど、いかがでしたか?

 

椎名 デカかったね(笑)。

 

玉袋 デカい! 加賀屋史上、最大の大男だよ。しかも、真っ赤な「一番」Tシャツ着ちゃってさ。

 

ガンツ あれは目立ちますよね(笑)。

 

椎名 でも、ああいう街中でも人の目を集めることすら、仕事の一環なんだろうね。

 

玉袋 そうなんだろうな。まあ、でも髙山選手の話を聞いてまず驚いたのは、少年時代は虚弱体質だったっていうことだよ。虚弱体質から怪物レスラーになっちゃうんだからな~。

 

ガンツ また、それでいて凄く文系の匂いがするっていうのがいいですよね(笑)。

 

椎名 俺、同じ趣味の話ができて、うれしかったもん(笑)。クルマの話、時計の話、おもちゃの話とか。同年代の気の合う友だちじゃねーかって(笑)。

 

玉袋 あそこが、髙山さんの魅力なんだろうな。怪物的文系レスラーっていうね。

 

ガンツ 巨大な歩くモノマガジンですもんね(笑)。

 

椎名 ちゃんとアメ車乗ってるっていうのも裏切らないよね。

 

ガンツ ご自宅には、自分の趣味の部屋があるらしいですよ。「まんだらけ」ルームみたいなのが(笑)。『スター・ウォーズ』とかも大好きですし。

 

椎名 そうなんだ。俺らと一緒じゃん。子どもの頃から、マンガと映画とプロレスばっかり観て(笑)。

 

玉袋 読んでたマンガとか、観てた映画が一緒なんだよ! 歳も俺の一個上なんだよな。

 

ガンツ ずいぶん先輩の鈴木みのるとか、田村潔司より年上なんですよね。第2次UWFで一回逃げてるんで、デビューが遅れてるという。

 

玉袋 でもよ、ホントは触れたくないはずじゃん。UWFを一度逃げてる話なんてよ。だけど、これまでやってきた積み重ねがあるからさ、逃げた自分を笑ってるところがいいよ。普通はさ、そこはNGでゲラチェック入っちゃうぜ。

 

ガンツ ちなみに今回、一応原稿はチェックしてもらいましたけど、直しは一切ありませんでしたからね。でも、夜逃げって、本人の中では相当なことでしょうからね。

 

玉袋 夢が叶って入門できたのに耐えきれなくてドロップアウトなんだから、思い出したくもねえはずだよ。そこは自分で消化してるんだよな。

 

椎名 でもさ、一度UWFを逃げて海でライフセーバーやってるところを宮戸に発見されて、それがきっかけでUインター入ったって言ってたけどさ。あれ、宮戸は絶対に待ち伏せしてたでしょ?(笑)。

 

ガンツ 待ち伏せ疑惑(笑)。

 

玉袋 な~んかね、宮戸さんってバッタリ会っちゃう人なんだよ。俺もよ、クルマの洗車は高円寺近くのガソリンスタンドでやってるんだけど、その前でタバコ吸ってたらさ、ママチャリに乗った角刈りの男が、汗だくで向かってくるんだよ。それで「あ! 宮戸さん!」なんて言ってな。

 

椎名 そういう、神出鬼没の人なのかな(笑)。

 

玉袋 それで、少し話したあと、またママチャリで凄いスピード出して行っちゃったけどさ。

 

椎名 俺、髙山さんの話を聞いたとき、宮戸さんが海水浴するっていうのがショックで(笑)。

 

ガンツ べつにいいじゃないですか(笑)。

 

玉袋 いや、絶対に待ち伏せだよ。

 

椎名 待ち伏せですよね?

 

玉袋 宮戸さんは策士だからな。

 

椎名 佐山サトルが、前田日明を偶然公園で見つけてスカウトしたっていう話も、ホントは裏から田中正悟がリークしてたわけじゃん? だから絶対、髙山さんのことも、誰かが宮戸さんに「○○海岸に行けば、髙山いますよ」って言ってると思うよ(笑)。

 

玉袋 相撲部屋のスカウトと一緒だよ。「あそこにでっかい子いるよ」って情報が入ってくるんだから。まあ、俺の宮戸さんのバッタリは偶然だと思うけどね。

 

椎名 玉ちゃんまで待ち伏せしてたら、「宮戸何者だ!?」って思いますよ(笑)。

 

ガンツ でも、海岸で宮戸さんに話かけられなかったら、プロレスラー・髙山善廣はいなかったんだから、不思議な縁ですよね。

 

玉袋 そっからUインターだもんな。でも、オフレコも含めて、その後の元Uインターの人間関係を聞くと、俺たちUインターファンからすると、う~んとなっちゃうものがあったよな~。

 

ガンツ そういうところはU系らしく、人間関係が複雑という。

 

椎名 いまはそうなってるんだって、びっくりしちゃったね。

 

玉袋 関係が深すぎたのかもしれねえな~。真樹日佐夫先生が『格闘家は女々しい奴が9割』って本を書いたけど、プロレス界の人間関係は難しいよ。

 

ガンツ でも、絶縁してたかと思ったら、仲良くなったりもしてますしね(笑)。

 

椎名 だって藤波の40周年のとき、前田日明と佐山サトルが笑顔で肩組んでるんだもん。あの昔のアンタッチャブルな関係はなんだったんだって(笑)。

 

玉袋 キンタマまで蹴っちゃうわけだからな。あと髙山さんだと、脳梗塞やったあとも、まだしっかり現役でやってるっていうね。アルコールはやめて、黒ホッピーも“中”抜きだったけど(笑)。

 

椎名 ビール飲めないから、その代わりなんだよね。

 

玉袋 昔はノーフィアーだったけど、いまはノービアーになってるんだよ(笑)。

 

椎名 アハハハハ! それ、言ってもらえばよかったですね。

 

玉袋 アルコールダメだから、「乾杯!」の代わりに「ノー・ビアー!」で乾杯するとかな(笑)。

 

椎名 でも、ノー・フィアーとか、ゴールデン・カップスとか、あの頃ホントに売れたよね。

 

玉袋 ゴールデン・カップスなんて、CDデビューまでしてるって言うんだからな。

 

椎名 あの頃って、なんだったんだろうね? 冬木弘道の『理不尽音頭』とか、なんであの企画が通るんだよっていう(笑)。

 

ガンツ 90年代はけっこうなんでもありでしたよね(笑)。

 

玉袋 でも、髙山さんはね、そりゃ重宝されるよ。あのルックス、ガタイ。頭もキレるし、趣味性もあるしね。

 

ガンツ クレバーですしね。

 

玉袋 そこは川田利明と違うところだよな。

 

ガンツ ダハハハハ!

 

椎名 髙山さんって、あの見た目なのに、一般常識が凄くちゃんとしてそうだしね。俺なんか趣味は同じでも、その点は全然ダメだから(笑)。

 

玉袋 そりゃそうだよ。そうじゃなきゃ、百瀬(博教)さんと仲良くできねえよ!(笑)。

 

椎名 アハハハハ! 百瀬さんと気が合ったっていうのもいいですよね。

 

ガンツ 「サクは秋田出身だから、ああいう人に慣れてないけど、俺は錦糸町出身だから」って言ってましたよね(笑)。

 

椎名 髙山さんも東京シリーズだよね。『KAMINOGE』次号で掲載される蝶野さんなんかも、「東京の人だな~」って思ったもん。

 

ガンツ 実際、蝶野さんと通じる部分がありますよね。自己プロデュースに長けてるのにガツガツしてなくて、スマートなところとか。

 

椎名 大仁田とかと全然違うもんね(笑)。

 

玉袋 もう、育ちが違いすぎるよ!

 

ガンツ 髙山さんも蝶野さんも、ある種、暴言がキャラクターなのに、普段会うと敬語で、人当たりがいいんですよね。

 

椎名 あれ都会っぽいよね。

 

玉袋 アーバンプロレスだよ。

 

ガンツ 確かに、地方出身のレスラーって、初対面でカマしてくる率が高い気がしますね(笑)。

 

玉袋 でも、髙山さんっていうのは、U系から始まって、全日本行って、ノア行って、新日本行って、格闘技のほうも行って、それでいてインディーまで出たりするわけじゃん? あれだけ渡り歩いて、どんなタイプとでもからめるってことは、当然礼儀もしっかりしてるんだろうし、懐深い人なんだと思うよ。で、なおかつ試合では、容赦なくしっかりやるっていうね。

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