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  • 2014.07.24

[追悼企画]さようなら、春一番さん。 再録・ゆでたまご・嶋田隆司×春一番(後編) 「猪木さん引退試合の日のラストビンタは、じつはボクだったんですよ。いまは猪木さんとも仲良しだから一番幸せですよ」(春)

※かつて携帯向け格闘技総合サイト『スカパー! バトルLIFE!!』(現在はサービス休止)にて連載をしていた、『キン肉マン』の作者・ゆでたまご嶋田隆司先生がホスト役を務める対談コーナー『肉處 しま田』の第3回目のゲストとして登場したのが春一番さんだった。お二人はプロレスを通じて出会った旧知の仲であり、今回、春さんの追悼企画として、嶋田先生にこのテキストを『ビッグファイト』にて改めて取り上げることをご快諾いただき、ここに再録させていただきました。(写真:佐久間立秋)

(前編はこちら / 中編はこちら


「ボクがシューティングのリングアナをやったとき、ボクがリングでなんか喋ってるとたまごさんが『ブーー!』ってやるんですよ」(春)

 カブるといえば、昔は被ってましたからね……チンポの皮が(笑)。

嶋田 それぞれに名前つけてね。

 そうです。知り合いの洋服屋さんの人がいて、その人のチンポは「サブロウ」っていう名前。ボクのは「テツオ」で、たまごさんのは「ユキオ」なんですよ。

——なんで「ユキオ」なんですか?

 恥垢がついてるから(笑)。

——雪が積もってるみたいだからユキオ(笑)。

嶋田 でも、テツオはちょっとカッコいいよね。

 固かったですからねえ。

嶋田 春ちゃん、しかもデカいもんねえ。

 ンムフフフ……。

嶋田 あっ! そういえば、春ちゃんと神奈月がやったお笑いライブでの試合、あれは凄かったですね! あの日、初めてライブで春ちゃんが猪木のモノマネしてるの観たんじゃないかなあ。あれは名勝負だったなあ。神奈月が長州をやってて、春ちゃんにサソリ固めをかけたら、一緒に観てたヒロトくんが「あ、サソリじゃあ!」って思わず大声出しちゃって(笑)。

——それくらい臨場感に溢れてたわけですね。

嶋田 そう。で、春ちゃんがおもしろいなと思ったのは、ガウンを脱いだときに、あの吸引治療ってあるじゃないですか?

——ああ、有名な別府の吸引治療ですね。昔新日本のレスラーがよくやってて、身体の悪い箇所に吸引した丸い跡がくっきり残るんですよね。

嶋田 あれを事前に身体に描いてるんですよ!(笑)。あれはゲラゲラ笑ったなあ。

 ビデオありますよ。

嶋田 それにヒロトくんの「サソリじゃあ!」って声が入ってるんでしょ?(笑)。

 入ってる。あと「ブーー!」ってブーイングの声が入ってるんですけど、それはあなたですよ!

嶋田 ボクが日本で最初に「ブーー!」を流行らせましたからね!

——そうなんですか!?

嶋田 そうですよ、最初にやったのボクですから。ボクとみのもけんじさんが始めたんですよ。天龍さんに「つまんないことやるな」って怒られましたけど。

 だって昔、ボクがシューティング(修斗)のリングアナをやったときも、さっきの放送作家とたまごさんが観て来てて、ボクがリングでなんか喋ってると「ブーー!」ってやるんですよ。

——悪い友達ですねえ(笑)。

 リングアナは緊張しましたよ。

嶋田 あのとき朝日昇がいたから、いまでも朝日選手と飲むと、「あのときの春さんはこうでしたねえ」って話しますよ。坂本選手とかとも。

——サステインの坂本一弘代表ですか。

嶋田 ええ、坂本代表。武藤選手とも飲みに行ったよね?

 ええ。

嶋田 ボク、馬場派で新日本ってあんまり好きじゃなかったんですけど、武藤は好きだったんですよ。やっぱりプロレス観とか話が合いましたね。

 「アメリカンスタイル」って言わないんですよね、「アメーリカンスターイ」っていう本場の発音。

嶋田 それをしばらく2人でずっとマネしてたね(笑)。

——そんなに選手と飲みに行かれる機会が多かったんですか?

嶋田 前は試合の打ち上げみたいのがけっこうあったんですよ。

 あれ? 赤坂のコリアンパブに行ったとき、たまごさんも一緒でしたっけ?

嶋田 星野勘太郎さんとかがいたやつ?

 そうそう。コリアンパブだから、女の子たちは向こうの言葉なんですけど、勘太郎さんは喋れるから大モテなんですよ。ボク、ションベンしてたんですね。そしたら手洗い場のところで女の子がキャアキャア言ってるんで、「どうしたんだ?」と思ってバッと見たら武藤さんがチンポ出して女の子を口説いてました。

——ワハハハハ! それもアメーリカンスターイなんですかね(笑)。

 たぶんそうですね。
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