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  • 2015.09.17

GK金沢克彦コラム #65

GK金沢コラム連載第65回!! 「『ゴング』vol.8ちょっと宣伝」

『ゴング』vol.8、GK3番勝負の相手とは?

 先週の当コラムでは、過去29年余のプロレス・格闘技記者キャリアのなかでロングインタビューを行なってきた選手の名前をズラズラズラッとあげて自慢した(笑)。その後よく考えてみると、やはり記憶から抜けている人たちがいた。だれが怒るわけでもないだろうけど、一応フォローしておきたい。『週刊ファイト』時代=阿修羅・原。これはけっこう大事な人物だから忘れてはいけない。おそらく、二回インタビューしていると思う。

 

『週刊ゴング』時代=桜庭和志(※藤田との対談)、ウルティモ・ドラゴン。これもかなり大切な人たちだ。また、『ゴング』を卒業しフリ―になってから、『ドロップキック』というムック用に柴田勝頼、自著の『元・新日本プロレス』(宝島社)のために、大谷晋二郎、栗栖正伸、大矢剛功、片山明に超ロングインタビューを敢行している。

 

 あ、『ファイト』時代には、猪木ファンに語ってもらうという連載企画があって、上田正樹にポリドールレコードのスタジオでインタビューをさせてもらったこともあった。ちょうど、「悲しい色やねん」が大ヒットしていたころである。ちなみに、とてもいい人だった。

 

 さて、前回も書いたと思うが、今月号の『ゴング』vol.8は4連休(※人によっては5連休)のせいで、締切りが2日ほど早まっている。いま、まさに最後の入稿&校正に追われているところ。だから、このコラムもひさしぶりに締切りをしっかり守って入稿したとしても、小松記者が多忙を極めているから、きちんと定時にアップされるとはとうてい思えない。

 

 下手をしたら、まる1日ぐらい遅れるかもしれない。そうなると、ゴング発売日(25日)まで、あと1週間。ある程度のネタバレになるかもしれないが、パブリシティにもなるだろうから、今月号の『ゴング』の取材内容に関して書いてみたい。

 それをするもうひとつの理由は、締切りの前倒しで忙しく体がもたないから、当初、取材に行くつもりだった14日=ノアの後楽園ホール大会、15日=カナプロマニアの後楽園ホール大会のどちらにも顔を出すことができなかったため。つまり苦しまぎれ!? いやいや、中身がおもしろければそれでよし。そういう気概で今週はいってみたい。

 私が担当した次号インタビューは3本。取材順にいくと、まず内藤哲也から。内藤にはちょうど5カ月前、4月のアタマにインタビューしている。新日本事務所で取材したのだが、なにを勘違いしたのか本人は『KAMINOGE』の取材だと思い込んでいたらしい。

 

 そう思っているところに、インタビュアーの私が現れたものだから戸惑いまくっていた。本人いわく「あの~『KAMINOGE』の取材って初めてなので、どういう感じなのか警戒していたところなんですよ」と苦笑する。べつに、警戒しなくてもいいと思うのだが……。

 

 まあ、そこに割と慣れ親しんだ私が現れたうえ、『ゴング』の取材だと知って緊張感が解けたのか、けっこうリラックスして話してくれた。時期的には、『NEW JAPAN CUP』の準決勝で飯伏幸太に敗れ、事もあろうに優勝した飯伏が4・5両国大会でAJスタイルズの保持するIWGPヘビー級王座にチャレンジした直後のこと。

 

 同い年でタッグを組む機会も多く、周囲からライバル視もされている2人だが、この実績により飯伏に二歩も三歩も先を行かれたような状況。だから、開口一番、「これは金沢さんによる粗さがしインタビューですかね?」と内藤は自嘲気味に笑った。

 

「いやいや、潜伏期の今だから意味があるの。なんせ、内藤哲也はミスター・ネガティブだからね」と切り返すと、「あ、『ネガティブな内藤には気をつけろ!』ってやつですね」とニヤリ。知らない人はなんのことやら? という感じだろう。たとえば、今まで必死に棚橋、中邑、オカダを追っていた内藤は、公には「新日本プロレスの主役は俺だ!」を決め台詞にしていた。ただし、どうにもファンがそこに乗っかってくれない。それどころか、内藤がアピールすればするほど、ブーイングは増すばかり。

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