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  • 2015.03.19

GK金沢克彦コラム #39

GK金沢コラム連載第39回!! 「プロレス界は、飯伏と『ゴング』を中心に回っている!?」

広島で待ち受けていた超サプライズのハッピーエンド

 新日本プロレスの3・15広島サンプラザホール大会は、異様なほどに盛り上がり、結果的に超サプライズのハッピーエンドが待ち受けていた。2団体所属選手であり、DDT頂点のベルト(KO-D無差別級王者)を保持する飯伏幸太が、新日本の春の本場所『NEW JAPAN CUP 2015』(以下、『NJC』)を制覇してしまったのだ。

 

 正直、驚いた。2回戦に棚橋弘至が上がってこないかぎり、準決勝進出……つまりベスト4まではいけるだろう。うまくいけば決勝進出もありかな? だけど、反対ブロックから後藤洋央紀、あるいは真壁刀義が上がってくるなら、まだ勝ち目はないだろうな? そんな感じで開幕の頃からいろいろと考えながら当日を迎えたわけである。

 

 ところが、どっこい! ラストマンスタンディングで最後にリニューアルトロフィーを地元・広島のスーパーヒーロー、前田智徳さん(元・広島東洋カープ)から受け取った男は、飯伏幸太だった。

 

 大会終了後、『KAMINOGE』編集長にして、『ゴング』のジ・アンダーボスと言われる(笑)、ペールワンズ総帥の井上崇宏氏と顔を合わせた。

 

「まさか、優勝するとはねえ。ベスト4か、よくて決勝進出までだと思っていたんだけど。これ、なんか『ゴング』はもってるワ!」

「いやいや、たぶんですねぇ、『ゴング』を中心にプロレス界が動きはじめたんじゃないですか!?

 

 えっ? ああ、ジョークか(笑)。こんなことを井上くんがニコリともせず真顔で言うから、一瞬なにを言いだしたのかと思った。だけど、あながちジョークと言い切るのもなんだろう。

 

 いったい、ここでなにを言いたいのか、なぜこういう会話を掲載したのかというと、来週発売の『ゴング』第2号の表紙を飾る人物は、飯伏幸太だから。その飯伏がとんでもない快挙を達成してしまったからである。

 

 だいたいからして、表紙の人選に入ったのは2月初旬だった。候補にあがったのは、オカダ・カズチカ、柴田勝頼、飯伏幸太の3選手。井上くんとはメールを通じて、ああでもない、こうでもない、こんな考えもあるけど、こんな見かたもあるなど、いろいろと意見を交換し合った。昨年9月発売の第0号=中邑真輔、今年1月発売の第1号=棚橋弘至と表紙がきて、次がオカダでは当たり前すぎないか? また、次が飯伏ではイケメン路線すぎないか? 柴田の支持率はかなりあるが『KAMINOGE』チックすぎないか?

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